皆さんはドトールを知っているだろうか?
ドトールとは、あの町によくあるカフェのこと。
私はドトールが大好きだ。
いつも怒涛のごとく通っている。
ドトールには嬉しい制度がいくつもある。
その1つはバリューカードだ。
まず現金をチャージする。
すると次からはカードをかざすだけで、
カフェラテが出てくる。
これは嬉しい。
以前、ソシャゲ廃人が、
「3千円出せば実質無料で10連ガチャが回せる」
という名言を残した。
その気持ちがよくわかる。
3千円チャージしておけば、
実質無料でカフェラテが出てくるのだ。
バリューカードには他にも
会員ランクという制度がある。
1年間に使った金額に応じて、
シルバーランク、ゴールドランク、
プラチナランクと、
レベルアップしていくシステムのことだ。
そして驚くべきことは、
バリューカードを買えば、
最初からシルバーランクと
見なされることである。
ドトールは我々がどんな下人であろうと、
銀と同様の価値を認めてくれる。
あるがままを受け入れてくるのだ。
こんなカフェが他にどこにあろう?
ただし、モンスタークレーマーなんかに
成り下がると、ランクも落とされる。
シルバーランクからブロンズ、アルミ、
鉛ランクへと降格され、
最後には出入り禁止にされる。
高い位を得たとしても、威張ったり、
偉ぶることは、ドトーラーにふさわしくない。
人間にとって大切なのは、
肩書きではない。
地位に応じた振る舞いなのだ。
もっと言えば、ノブレスオブリージュ、
つまり地位に応じて、
それだけたくさんのラテを飲む
責任も生じるのである。
ところで、では具体的に何をすれば、
ゴールドランクや、プラチナランクへ
昇格できるのか?
それが気になるところだと思う。
これには客観的な指標がある。
例えば、年間2万円以上ドトールで使えば、
ゴールドランクへ昇進。
5万円以上なら、プラチナランクだ。
この数字をどう思うだろうか?
「ちょっと高すぎる」
「まるで手が届かない」
そんな意見が上がるかもしれない。
だが、これはかなり安い。
よく考えてみて欲しい。
カフェラテ1杯の値段は250円だ。
つまり毎秒1杯のペースで
カフェラテを飲めば、
たった3分半でプラチナランクだ。
そうすればバリューカードも、
人生も、プラチナのように輝き出す。
是非試してみてほしい。
ただしカフェイン中毒で死ぬ。