この世には2種類の人間がいる。
水耕栽培を始める人と、
始めない人だ。
皆さんはどちらだろうか？
私はつい最近まで後者だった。
しかし、ついに始めることになってしまった。
事の起こりはつい先日のこと。
そして気づいたら回してしまっていたのだ。
このような事実の裏には、
実は深い背景がある。
このブログを見て欲しい。
まっくす(id:max206)さんの運営するブログ、
「植物増やしてもいいですか？」である。
これは実に危険なブログだ。
というのも、読んでいると
誰もが観葉植物の魅力に
取り憑かれてしまうからだ。
そして実際多くの人が
植物を育て始めてしまった。
このブログには農耕民族の本能に
訴えかける何かがある。
みんなは耐えられるだろうか？
私は無理だった。
そういう状況の下で、
目の前にふと水耕栽培キットが現れる。
そしてついカッとなって買ってしまうのだ。
もうあとには引き返せない。
上記のブログを読んで、
今後私と似たような犯行に
及ぶ者も多いだろう。
そこで今日は水耕栽培の始め方を
紹介していきたい。
1.種の入手
何はともあれまずは種を入手しよう。
種がなければ始まらない。
「たとえ種がなくても気合いでなんとかなる」
と、精神論を振りかざす人もいるが、
彼らの前には虚無の暗黒が広がるだけだ。
とにかく種を見つけるほかない。
種の入手経路はたくさんある。
普通のお花屋さんや、100円ショップで
手に入れるというのが1つ。
あとは街の隅の暗がりにいる怪しげな男に、
スッと指を2本か3本立ててみる。
すると奥から何らかの種を持ってきて、
高額な対価と引き換えにくれるケース。
また、人間の心を持たない人は、
ハムスターの食卓から種を
略奪してくるのも良いだろう。
ちなみに私は上記の通り、
機会があったら探してみて欲しい。
2.コップの入手
種の次は、その苗床となるコップが必要だ。
私はこんなコップを手に入れた。
今にも村人を狩らんとする
残虐な熊の姿が描かれている。
ワイルドベアパワーが種に流れ込む。
強い種を育てたいならば、
できるだけ強そうなコップを
選ぶのがポイント。
クラゲなんかが描かれたコップでは、
そこらへんを漂って死ぬことになる。
3.水やり
あとはコップに水を入れる。
そしてネットなんかを用いて、
種がちょっと水で浸かる程度のところで
調整すればいい。
これで人間のターンは終了だ。
あとは種に頑張ってもらうしかない。
4.発芽
さぁ、ショータイムの始まりだ。
だが、残念ながら今回はここまでである。
なぜなら、私自身、
ここまでしか進んでいないからだ。
この先は未知のヴェールに包まれている。
どうなるか誰にもわからない。
種が突然ビオランテ化(※)して
暴れるかもしれないし、
毒の粉を発して、
私の方が植物状態になるかもしれない。
※注・・・ゴジラVSビオランテを参照してほしい。
水耕栽培はいつだってそういう危険がつきまとう。
そういうわけなので、もし私が無事であれば、
今後も経過を報告していこうと思う。
