だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

ポルポルポル

 

この前の休日、友人のO氏と会った。

私 「今日は無意義に散歩るか」

O 「ポルポル、ポルポルポル」

私 「なんなんだそれは・・・」 

友 「散歩するときのオノマトペ


歩きながら我々は

休日の過ごし方を話し合った。

私 「休日は基本的に布団にいる。

すべてのものは布団のそばにある。

それが人間の合理的な行動だ」

O  「よく起きていられるな。

布団に入ったら誰でも寝るものだ」

私 「私は誰でもなかった」


さて、散歩をしていると

色んな面白いものを目にする。

今日はiPhoneを上手に

使いこなしているおばあさんがいた。

私 「テクノロジーを

使いこなしていてすごいなぁ。

テクノおばあさんだ」

O 「テクノババァ」

私 「ひどい」


友 「ところで、友人が今度

結婚式を挙げるらしくてな。

良い場所は知らないか?」

私 「ローソン」

友 「もっと良いところがいいな」

私 「じゃあセブンイレブンとかかな」

友 「セブンプレミアム

セブンに決定。

支払いはnanacoで。


その後、我々はその人の

結婚式を成功させるべく、

セブンイレブンへの

実地調査を試みた。

途中、私はセブンでトイレを借りた。

そして私がトイレから戻ってくると、

友人はかわいい女の子乱立系の

スマホゲームをやっていた。

しかし、見れば会話を

すべてスキップしているではないか。

友 「クソッ、こいつら黙って会話もできないのか」

私 「えっ、なんのためにやってるの?

女の子と交流するのが目的じゃないの?」

友 「奴らの性格に興味はない。

顔と体に用がある」

私 「清々しいほどクズな発言だ・・・」

私は友人付き合いを少し考えた。


また、しばらく歩いていると、

今度は道に迷った外国人がいるではないか。

すると、友人は流暢な英語で話しかけ、

颯爽と問題を解決した。

友 「どうだった、俺の英語は?」

私 「不愉快だった。

自分は英語ができないことを

思い出して、心を傷つけられた。

次からはやめてほしい」

友 「ひがみ以外の何者でもないな」

私は英語ができなかった。


その後も様々なことがあった。

だが、なんとか死傷者は出ずに済んだ。

友 「今日の散歩をどう評しよう?」

私 「ポルポルポル」

友 「ポルポルポル」