だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

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我が家に火という文明がもたらされた。

読者の中には、
火というものを初めて見た
私のような人が
たくさんいると思う。

なので、この火という
存在について説明しよう。

これは実に画期的な代物だ。

これがあれば今までのように
ナウマン象やクマの襲来に
怯えることもないし、
寒さに震えることもない。

また、冷たい食べ物を
温かくすることもできる。

これまで生肉にかじりついていた
縄文人の方々には朗報だろう。

さらに夜でも明るいという
経験も得られる。

夜などは寝るしかできなかったのが、
歌ったり踊ったり、
神々へ生贄を捧げたり
することもできるのだ。


それにしても、
ゆらめくたき火の炎を見ていると、
つい他のたき火道具が
欲しくなってしまう。

これがいわゆる炎上商法というやつか。

確かに厳に慎むべき行為だ。

そんなことを思いながら、
今日、狩りで獲ってきた
鹿の肉を火にくべた。

 

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