前回のつづき。
前回、百穴の階段を
上った先にある
新しい説明の話を書いた。
それはどうでもいい。
それよりも大切なのは、
上からの眺めだ。
これがなかなか良い景色なのだ。
写真ではなかなか伝わらないが、
視界が開けていて、
開放感がすごい。
私が住んでいる鬱屈とした
コンクリートジャングル、
東京とは違う。
東京はビルの巣窟であり、
曇りの日に陰鬱とした
ビル群を見ると、
3人に1人は鬱病になる。
それに比べると、
ここはとても精神衛生に良い。
私もここで埋葬されても
いいかもしれない。
見晴らし台から見える
風景の詳細も書いてあった。
各自読んでおいて欲しい。
ここは後で試験に出す。
見晴らし台付近を
歩いていると、
の看板がある。
しかし、ふもとで出る
ベヒーモスに比べれば
格段に弱いので、
あまり心配はいらないだろう。
ただ、穴には入らない方が良い。
ここはアンデッド系の
モンスターがやたら出る。
狭いので身動きも取れない。
生きては出られないだろう。
見晴らし台から少し歩くと、
無人販売所がある。
様々な物が売られていたが、
撮影禁止だったので
紹介することはできない。
ここでは書けないようなものが
売られている。
実際に行って自分の目で
見た方が良い。
それにしても、
夏にここへ来るととにかく暑い。
どれぐらい暑いかと言うと、
木から溶岩が出るほどだ。
これは恐ろしい。
普段、半分植物状態の私は、
いつ溶岩が出てもおかしくない。
私は手遅れになる前に、
下りることにした。
つづく
記事一覧