今日は「知らんけど」のトレーニングを行った。
「知らんけど」とは、関西人が
よく使う言い回しだそうだ。
これを最後につけることによって、
責任を回避したり、
知らないということを
相手に伝えたりすることができる。
だが、これを使用するに当たっては、
時に大きな障害がある。
それは、たとえ知っていても、
「知らんけど」と言わねば
ならない時があることだ。
初心者知らんけディストの多くは、
ここでつまづく。
とりわけ私のような正直者で、
生まれてから一度も嘘をついたことのない
清廉潔白な人間にとっては、
非常に難しい。
このブログはいつも真実しか
書いていないが、知らんけどをやると、
たちまちブログは崩壊するだろう。
しかし、社会の荒波にもまれ、
魂が穢れてくると、
嘘をついても何も感じなくなってくる。
そして、平気で「知らんけど」を
連発するようになる。
こうなったら人間おしまいである。
ともあれ、私は今日は半日かけて、
「知らんけど」のトレーニングを行った。
だが、結局ものにすることはできなかった。
「知らんけど」・・・それは、
正直者にとっては、使うことのできない
難しい言葉なのかもしれない。
知らんけど。