今週のお題「雪」
前回のつづき。
https://www.buddha01.ooo/entry/2019/02/18/235911
用事はすべて済ませたので、
夜は時間の余裕ができた。
なので、かの有名な雪祭りを見に行った。
雪祭りは、さすがなかなかのものだ。
会場には巨大な雪像が大量に並んでいる。
しかもただの雪像ではない。
プロジェクションマッピングだった。
プロジェクションとは何か?
一言で言うなら、そうだな・・・
・・・光。
そう、プロジェクションマッピングとは光だ。
大体イメージついただろうか?
まぁ実物を見てもらった方が早い。
こんな感じだ。
これが・・・
こうなる
これが・・・
こうなる
これが・・・
こうなる
これがプロジェクションマッピングだ。
他にもプロジェクションマッピングではないが、
普通の雪像もたくさんあった。
ピカピカ!ピカピッピカチュウ!
ピカァ?
ピカピカ!ピカピ!
ピカァ?
私
他にも数え切れないほどあるが、
このへんでやめておく。
その後、会場をうろついていると、
やたら陽気な人の声が聞こえてきた。
行ってみると、そこにいたのは
カメラマンのおじさんだ。
どうやらスタッフらしい。
観光客相手に気軽に声をかけ、
雪像の前で写真を撮っている。
そしてプリントした写真を
売ってくれるサービスのようだった。
このおじさんが実にフレンドリー。
外国人相手にも物怖じせず話しかけていた。
「ヘーイ!ユー!」
「テイクピクチャー!」
「スマイル!」
「ルック、ショウメーン!(正面を向け)」
最後は通じているのか怪しいが、
素晴らしいコミュニケーション力だ。
私も撮ってもらおうかな。
試しに雪像の前に行ってみた。
すると、おじさんは無表情になり、
「はい、撮りまーす」
「終わりでーす」
終わった。
なんという落差だろうか。
もっとこう、あるだろう。
その後、プリント係のお姉さんに
写真を見せてもらった。
写真映りはどんなものだろうか。
出来上がったものを見てみると、
「あ、これはないな」
と思った。
これはない。
なんか遺影みたいだもん。
せっかくの祭りなのに、
こんな遺影撮らされたら、
そりゃテンションだだ下がりだ。
私は続けて尋ねられた。
「こちら1000円で差し上げますが、
いかがしま・・・
「いりません」
私は雪祭りを後にした。