先日、Cities Skylinesという
町作りのゲームのことを書いた。
今日はその続きだ。
前回、建設を試みた私の町、
ネオ・ニルヴァーナシティは、
脆くも崩壊した。
なので、今回はもっと真面目に取り組んだ。
その結果、なんとニューヨークのような
摩天楼の建設に成功したのであった!
人口も、税収もうなぎのぼりである。
だが、新たな問題が発生した。
それは通勤ラッシュである。
みんな摩天楼が大好きだ。
当然市民は四方八方から通ってくる。
そして電車も、バスもパンパンになるのである。
ああ、市民の幸福度が
みるみる内に下がっていく・・・
友 「どうするんだ、これ。
バスも、鉄道も、地下鉄も敷いた。
他に何か良い手はないのか」
私 「そうだ!空へ打って出よう!」
そう、空こそが、新たな通勤フロンティアだ。
私はすぐさま大量の気球乗り場を作った。
通勤気球の誕生である。
気球でふわふわ出社しよう。
朝ぐらいはのんびりしたっていい。
現代人に必要なのは、そんなスローライフだ。
その後、気球は大量に生産され、
大空に飛び立っていった。
そしてそびえ立つ摩天楼に
次々と着陸する気球。
なんだかシュールな光景だ。
これならきっとみんなに
満足してもらてるだろう。
私は意気揚々と市民の幸福度をチェックした。
だが、市民の幸福度は
まるで上がっていない。
いか、むしろ下がっているぐらいである。
なぜだ。
私は気球の様子を見てみた。
すると、中には人が、
みっちりと詰まっていた。
そして乗り場は長蛇の列で、
ディズニーランド状態だ。
しかもそれだけではない。
大量の気球が一カ所に殺到するため、
気球の大渋滞が発生していた。
次々と到着する気球。
降りるに降りられないリーマン。
あたりには暗雲と気球が立ち込める。
いや、しかしこれはただの初期不良のはずだ。
しばらくすればきっとうまく運ぶはず。
私は彼らを信じて見守った。
だが、次の瞬間、強風が吹き、
気球リーマン達は、ふわふわと
舞い散らされていった。