今週のお題「読書の秋」
読書の秋だ。
書を捨てよ。町に出よう。
なんてことを言った作家がいる。
書を捨てている場合ではない。
町を捨てよ。書に出よう。
大切なのは引きこもって
内なる世界に閉じこもることだ。
他者とのコミュニケーションを拒絶し、
内面世界に引きこもろう。
そうしてこそ確固たる自我が作られるというものだ。
それでは早速いってみよう。
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よく1人でいるとついつい
怠けてしまい、作業が進まない。
そういうことがあると思う。
そして良い監督役がいればなぁ
と感じることもあるだろう。
そんな時はこちら。
みんなのおともだち
ビッグブラザーが我々を見守ってくれる。
お次はこちら。
クセノポン『アナバシス』
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古代ギリシャの傭兵団が
ペルシャの王位候補者に雇われて、
王位継承戦争に参加。
しかし、初陣で雇い主が瞬殺されてしまう。
そして追っ手からひたすら
逃げるだけの実際の戦記。
その距離なんと6000キロ。
この本は、我々が困難からどうやって
逃げたらいいかを教えてくれるだろう。
ただし、訳が小難しくて
かなり読みづらい。
岩波文庫ってほんとこういうの多いよね。
やめてほしい。
現実逃避パワーをかなり充填する
必要があるだろう。
小谷賢『モサド』
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ヒャッハー!する実際にあったお話。
暗殺、誘拐、主権侵害・・・。
007以上にやりたい放題。
これが法治国家のやることなのか?
事実は小説より奇なりを
体現したかのような本。
田山花袋『蒲団』
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みんな大好き布団。
ちょっと引きこもり過ぎたか。
ならそろそろ旅に出よう。
そんな時はこちら。
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読者の中にもよく自分探しに
宇宙へ出る人いると思う。
そういう時に便利な本だ。
宇宙でのヒッチハイク法から
異星人とのコミュニケーション法、
サバイバル術まで色々と教えてくれる。
きっと参考になるだろう。
続いてはこちら。
シオラン『生誕の災厄』
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「どうしてこんな始末になってしまったのか?
生まれてきたからだ!」
こんな調子で始まり、
人生つらすぎ。もうだめ・・・。
みたいなことが延々と書かれている。
浮かれているおともだちへの
プレゼントに最適な本。
さて、それでは後半戦に移ろう。
と思ったが、
疲れてきてしまったので
これ読んでください。
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