皆さんは大福は好きだろうか?
あの丸くて甘い奴だ。
お菓子売り場でも
よく目にするだろう。
だが、あれは本当の大福ではない。
あれらはペット用に
飼い慣らされた存在だ。
奴らは牙を抜かれた哀れな獣に過ぎない。
大自然で生きる本当の大福は、
かなり獰猛な動物だ。
以下の写真は、
野生個体の大福を捉えた
貴重な写真である。
見てほしい、この大きな口を。
赤ずきんを呑み込まんとする
狼のような姿だ。
鳴き声も凶悪で、
「キエエエー!!!」
などと夜の森で聞こえたら、
間違いなく野生の大福だ。
彼らは獲物に集団で
襲いかかる習性を持つ。
そして、自分の体より大きい獲物も
ひと呑みにしようとする。
ちなみに上の写真の撮影者は、
ハングリー大福の群れに襲われ、
帰らぬ人になった。
基本的に野生の大福と遭遇したら
命はない。
だが、助かる道が1つだけある。
手がかりは彼らの好物だ。
連中はいちごに目がない。
いちごを見かけると
瞬時に襲いかかり、
いちご大福になろうとする。
そこで、彼らと遭遇したら、
上着のポッケからいちごを取り出し、
投げつけよう。
そうすると、こうなる。
こうなった隙に一目散に逃げだそう。
それが助かる唯一の道である。