今日はスーパーで買い物をしている際、
「サバの文化干し」
なるものを発見した。
文化干し・・・一体どういう意味何だろう。
今日は文化干しについて、考えてみたい。
とはいえ、いきなり文化干し、
と言われても、ピンと来ない。
逆に文化干しではないものを考えてみよう。
文化干しの反対・・・
それは多分、野蛮干しだと思う。
文化干しの明確な対義語だ。
では、野蛮干しとは何か?
きっと手づかみでサバを捕まえた挙げ句、
それをブンブン振り回し、
乾かしていくんだと思う。
蛮族の所業である。
文化のかけらも感じない。
文化干しは、それとは真逆だと考えれば良い。
では、文化干しとは何だろうか?
恐らく、紳士淑女の方々が干すのだろう。
彼らの部屋には落ち着いた調度品が立ち並び、
きっとショパンなんかを流していると思う。
そしてロイヤルミルクティーを飲みながら、
優雅にサバを振り回して、
乾かしていくんだと思う。
これこれ文明だ。
洗練された文化を感じる。
しかし、よく考えてみると、
どんな干し方をしたところで、
結局干したサバには変わりない。
味もほとんど変わらないだろう。
そういうわけなので、
野蛮干しや、文化干しにはこだわらず、
サバよりおいしいブリの照り焼きとかを、
食べれば良いんだと思う。