先日、友人のH氏と勉強会を行った。
勉強会といっても、
同じ文献を読み込んだり、
片方が片方に授業をするというやつではない。
各々、自分が勉強する物を持ち込む。
友人は資格試験のテキスト、
私なら読むべきいくつかの書籍だ。
こんなことをしても意味がないのでは?
と思うかもしれない。
しかし、これは得るものがとても大きい。
なぜなら、お互い監視し合うことで、
学習効率を飛躍的に
高めることができるからだ!
我々は会ってすぐに勉強を始めた。
数分後
H 「もうだめだ。できねぇ」
私 「早いな」
H 「もう少し体制を整えてからやりたい」
私 「いつやるの?」
友 「明日でしょ」
私 「・・・。
君はマルティアリスという人を
知っているか?」
H 「誰それ?」
私 「古代ローマの詩人でな、
彼は友達にこういったそうだ。
なぁ、ポストゥムス君よ。
君はいつも『明日はやるだろう』と言っている。
『明日は。明日は』といつも言う」
H 「やめろ・・・」
私 「では言ってくれたまえ、ポストゥムスよ。
その『明日』とやらは一体いつ来るんだ?」
H 「やめてくれ!」
私 「もう一度問う。
いつやるの?」
友 「明日でしょ」