だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

料理好きの類型 あなたは何タイプ?

皆さんは料理をするのは好きだろうか?

私は大好きだ。

よく青椒肉絲や、パエリアや、

何らかの物体を生み出している。

私の周りの友人も

料理好きは多い。 

簡単な家庭料理から、

シェフ並の腕前を持つ者。

料理というより黒魔術に近い

何かを行っている者などである。

彼らを見ていて、

料理好きにはいくつかの

タイプがあることがわかった。

今日は私なりに類型化したい。

 

1.おいしいものが好き派

これは料理をするというよりも、

おいしい料理が好きという人達だ。

彼らは自分で作るかどうかを問わず、

おいしい料理が好きである。

よく外にも食べに行く。

だが、段々それだけでは

飽き足らなくなってくる。

「自分の舌に合わせた料理が食べたいな。

そうだ、自分で作ろう!」

というわけで料理を開始する。

自分の欲求を自分で満たすことから、

自力救済型グルメとも呼ばれている。

 

2.食べてくれる人の笑顔が嬉しい派

料理を誰かのために作ってあげたい。

そして彼らを喜ばせたい。

そんな利他の精神を持つ料理家だ。

家族や恋人、友人のために

料理を作る優しい人が多い。

ただ注意しなければならないのは、

作ってあげるのは好きだが、

料理の腕が破滅的で、

しかもそれを改善する意志がない場合だ。

好意と実質が伴わない時、

食卓に悲劇がもたらされる。

偽りの笑顔、忍耐と試練、

そして胃腸の崩壊。

よき料理を生むためには、

利他の精神と、料理の技術、

その両面が必要であることを

教えてくれる。

 

3.スキルアップが楽しい派

これは料理の腕を上げること自体が

楽しいという人達だ。

彼らは自身のレベル上げを怠らない。

他者の承認を求めず、

自分の胃を満たすためでもなく、

ただひたすらに武の道を極めんとする。

そんな孤高の剣士型だ。

その内の1人にインタビューをしたところ、

「せっかくここまで技を磨いたのに、

作ってあげる相手がいない。

どうしてこうなった」

などと言っていた。

 

4.食材を破壊するのが楽しい派

文字通り、野菜や肉を粉砕することに

愉悦を感じるサイコパスタイプだ。

キッチンからは絶えず

高らかな笑い声が聞こえてくる。

極めて危険な快楽料理家であり、

見つけたらすぐに逃げた方がいい。

そうでなければ、あなた自身が

料理されることになるだろう。