前回のつづき
我々はとうとう最後の目的地、
祭りの湯へと到達した。
祭りの湯とは、最近秩父駅に
オープンした複合施設のことだ。
中には温泉、フードコート、
お土産コーナーなどが立ち並んでいる。
ここが秩父のコアなので、
ここを破壊すれば秩父の機能は停止する。
いくら破壊衝動に駆られたとしても、
ここだけはうっかり破壊しないよう
気をつけて欲しい。
その他の物なら何でも壊して
もらって構わない。
どうせ私の物ではない。
さて、我々は祭りの湯に着いて早々
こんなものを発見した。
きっと我々のために
用意してくれたものだろう。
小粋な演出だ。
ちなみにここはその名の通り、
ずっとお祭りをしている。
ここではそうした状況に応じた
コミュニケーションが求められる。
私 「ソイヤ!ソイヤ!(みそポテトください)」
店員 「ソイヤ!ソイヤ!(はい、こちらになります)」
私 「ソイヤ!ソイヤ!(お水もください)」
店員 「ソイヤ!ソイヤ!(お水はセルフサービスになります。あちらからお取りください)」
こんな感じだ。
また、祭りの湯には当然、
温泉スペースもあったが、
入るのはやめておいた。
前日散々温泉は楽しんだからだ。
それに我々は貴族だ。
貸切温泉以外に入るわけにいかない。
フードコートは充実している。
こんなものを食した。
わらじかつ丼というらしい。
とてもおいしいので是非
食べてみるといいと思う。
それにしてもなぜわらじなんだろう。
秩父民は昔はわらじだったのだろうか。
よくわからない。
我々はお土産コーナーも物色した。
神泉水とかいう水が売っていた。
多分HPもMPも両方回復する
回復アイテムだろう。
ボス戦の前にはたくさん買っておこう。
他にも様々な物があった。
友 「丸山牧場ガトーショコラだって」
私 「ここらへんの牧場では
ガトーショコラの飼育が盛んだからな。
昔はガトーショコラ飼いになりたかったものだ」
友 「今度ガトーショコラの
詳しい飼育法について書いて欲しい」
私 「わかった」
あとは豆乳ソフトを食べた。
私 「豆腐だな・・・」
友 「ああ、豆腐だな・・・」
さて、祭りの湯だが、
あたりにはこんな紋章が
様々な場所にある。
これらをすべて集めると
このエリアのボスが出現する。
だが、何から何までそれらを
説明してしまうのは野暮なことだ
ここから先は是非秩父へ赴き、
自分の目で確かめて欲しい。
ちなみに我々はこのボスに敗北して
ゲームオーバーとなった。
というわけで我々の旅もこれで終わりだ。
完