前回のつづき
秩父鉄道に乗った我々は
長瀞(ながとろ)に到着した。
辺りにはパレオパラドキシラという
凶悪なモンスターが跋扈している。
そしてそこには次々と
食べられていく観光客達の姿があった。
「助けてくれぇー!」
と叫ぶ観光客達。
それを秩父民は
「あら、毎年恒例ね」
と微笑ましく眺めている。
これが秩父の日常だ。
自分の身は自分の銃で守らなければならない。
私イチオシの銃は、
AKー47 カラシニコフだ。
過酷な状況でも壊れにくいし、
その威力は防弾ジャケットでも防げない。
多分、近所のウォルマートへ行けば
売っているはずだ。
これさえあればパレオパラドキシラも倒せる。
また、途中でこんなのを見つけた。
骨と皮展。
少ない資源でやりくりしようという
涙ぐましい努力が感じられる。
多分餓鬼とかが展示されているのだと思う。
さて、長瀞(ながとろ)は小舟で
川下りができることで有名だ。
この美しい川を見て欲しい。
ちなみにこの川には、
巨大ザメが生息している。
川下りの生還率は大体50パーセントだ。
覚悟して乗って欲しい。
また、川下りをした後に
上陸に失敗すると、
そのまま東京湾に流れ着き、
遺体で発見されることになる。
川下りって大変なんですよ。
あとは岩畳(いわだたみ)という名所もある。
畳・・・日本人の心のふるさとだ。
ここでゆっくり横になって休めば、
旅の疲れも癒されることだろう。
友 「で、川下り。するか?」
私 「いや、それは陸上生物としての矜持が許さない」
そんなわけで我々は川下りはやめておいた。
だが、代わりに最強のかき氷を発見した。
長瀞とかき氷の関係性はよくわからないが、
とにかく最高のかき氷なので、
皆さんもよく探して見つけて欲しい。
その後は手頃なパレオパラドキシラを手懐けて、
それに乗って最後の目的地へと向かった。
次回で最後。