だいたい日刊 覇権村

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バーガーキング王国物語 モスバーガー大公国潜入編

バーガーキング王国をめぐる物語については、こちらを参照してほしい。

 

buddha01.hatenablog.com

 

前回はあんなことを口走ってしまったが、

私はいまだバーガーキング王国の忠実な臣民だ。

王国に対して変わらぬ忠誠を抱いている。

そして自称バーガーキング王国のエージェントである私は、

モスバーガー大公国への潜入に成功した。

今回はそのレポートだ。

 

さて、王国の繁栄を願う私は、敵国への偵察を図った。

そして、敵情を王へ報告するためにミッションを開始した。

もっとも、王からそんな命令は出されていないし、

私が勝手にやっているだけなのだが。

まぁ、いつだってスパイは孤独なものだ・・・

そんなモスバーガー大公国だが、入国はすんなりと成功した。

むしろ笑顔で歓待されたほどだ。

国境警備はずさんなものである。

 

続いて国内の様子だが、あたりは平穏そのものだ。

野党や追い剥ぎはいないし、国民は皆大人しい。

治安は良い。

読書に励む民も多く、識字率は高い。

そしておしゃれな格好の人達も結構いる。

きっとバーガー貴族だろう。

どうやら文化水準も高いようだ。

敵ながらあっぱれである。

今回は敵の精鋭であるレタスによるバーガー包囲部隊には近寄らないようにした。

そして敵の主力であるバーガーを食べることに成功した。

一口食べて私は思った。

「亡命しようかな・・・」

モスバーガー大公国の技術力に私は感服した。

王国への忠誠が揺らぎ始めた瞬間だった。

というわけでこれからは二重スパイとして生きていこうと思う。