だいたい日刊 覇権村

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帰宅学概論

帰宅学は、近年最も研究が進んでいる分野の一つだ。

日々帰宅に対する様々な思想が生まれ、異なった考えの学派を火刑にかけるなど、活発な議論がなされている。

また、帰宅は健康に良いなどの研究結果も報告されており、小学校での必修化も噂されている。

そこで今日は帰宅学について大まかな概要を紹介していきたい。

 

さて、帰宅と一言で言っても、色んな切り口がありえよう。

例えば、帰宅が始まるのはどの時点か、という議論がある。

通説的な見解だと、勤めている会社ないし通っている学校を出た時から始まる、とされている。

だが一方で、人は生まれた瞬間から死に近づいているように、

家から出た瞬間からすでに帰宅を開始しているという説もある。

私はこちらの方の学説を主張する。

そして学会を追放された。

 

他にも帰宅についての向き合い方は様々だ。

帰宅の実体はどこにあるかとか、帰宅が人体に及ぼす影響、帰宅権利闘争、

帰宅格差問題、帰宅神学論争など、その活動は多岐にわたる。

だが、深入りすると人生を棒に振ることになるだろう。

そこで今回は、帰宅に対する主要な理論を紹介して終わりにしたい。

 

一緒に帰宅することで心が通じ合い、人々の輪が広がる
(帰宅コミュニケーション学派)

 

帰宅は人間を自由にする
(帰宅リベラリズム)

 

家に帰るのは寂しいなぁ
(帰宅感傷主義)

 

帰宅は神によって与えられた当然の権利
(帰宅神授説)

 

帰宅させない奴はあの世に帰宅させる
(帰宅原理主義過激派)

 

帰る家がない
(帰宅虚無主義)