始めました。どうぞよろしく。
— ぶっだ (@buddha0123) 2017年3月26日
豆乳と私の出会いは最悪だった。
あれは数年前の出来事だ。
友人が豆乳を飲んでいるのを見て、何だかとてもおいしそうだなと私は思った。
そこで早速コンビニで豆乳を買ってきて、一気に飲み干した。
だが、あふれ出るリアル豆腐感にショックを受け、私の心は三十年戦争で荒廃したドイツのようになったものだ。
その後、長らく私と豆乳との間には国交がなかった。
しかし、しばらく後に2人は再会を果たすことになる。
あれは寒い冬の日のことだ。
私は外で揚げ物を食べ過ぎて、気持ち悪くなりながら帰宅した。
そして一刻も早く何か飲み物を飲もうと、冷蔵庫を開けた。
しかし、そこには友人が置いていった豆乳しかなかった。
私はやむにやまれず豆乳を飲んだ。
すると驚いたことに、胃の気持ち悪さが中和されていくのを感じた。
以前とは逆に、内乱で傷ついた国土に調和の光がもたらされたようだった。
こうして豆乳との和解が成立した。
その後の関係は蜜月であった。
天ぷらや焼肉などで胃が破壊された時は、豆乳が優しく慰めてくれたものだ。
次第に私も豆乳も互いに心を許し、進路に迷った時や悩み事がある時は必ず豆乳に相談した。
すると、たちまちひらめきが生まれ、問題はたちどころに解決するのであった。
今では豆乳は私の緊急連絡先であり、魂の非常階段だ。
さて、豆乳には2つの種類がある。
調整豆乳と無調整豆乳だ。
私は調整豆乳をおすすめする。
無調整豆乳の方は、いわば調教されていない猛獣のようなものだ。
うかつに近づけば、我々の方が大豆食品に変えられてしまうことだろう。
だが、ワイルドライフを送りたい方にはこちらがおすすめだ。
そんな豆乳だが、健康にもとても良いらしい。
美容効果やコレステロールを下げる効能があるそうだ。
心の健康にも、体の健康にも良いと言うのだから、文句のつけどころがない。
皆さんも是非、豆乳に親しんでほしい。
そして豆乳を好きになって欲しい。
私はドクターペッパーの方が好きですが。