先日、ペットボトル加湿器なるものを購入した。
本当にこんなものが役に立つのだろうか?
半信半疑で買ってみたのだが、使ってみるとこれが存外、便利な代物なのだ。
そこで今日は、このペットボトル加湿器の素晴らしさを皆に紹介したい。
まず、大ざっぱに仕組みを説明しよう。
このペットボトル加湿器は、超音波式と呼ばれるタイプの加湿器だ。
はじめに、電源ケーブルをコンセントに指して、本体に給電する。
そして水の入ったペットボトルに、加湿器を装着する。
すると加湿器は水を吸い上げ、超音波を使って・・・
・・・超音波?
なんで超音波なんだ?
一体超音波が何をどうするというんだ?
ここで事は文系脳である私の理解の範疇を超える。
スイッチを入れようとする手が震えて止まる。
そこにあるのは、人知を超えた存在に対する原初の恐怖だ。
なぜ超音波を使うと水が水蒸気になるのだろうか。
わからない。
しかし、ひとつだけわかることがある。
この技術は危険だ。
この技術が悪用されたら、一体どんなことになるだろうか。
私は想像してみる。
そこに広がる光景は、超音波を撃たれ、霧散していく人々の姿であった。
なにせ人体のほとんどは水なのだ。
超音波を当てられたが最後、人体はミストとなって消えていくことだろう。
そして湿度は上昇し、部屋は快適な環境に保たれるという寸法だ。
つまり、霧になりたい方、そうやって社会を加湿したい方には嬉しい一品ということだ。
おすすめ。